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2018年1月21日

目玉大きな雲水が立ち寒牡丹

加藤楸邨

 この句も昨日と同じく今井聖さんの評論集から引いた。楸邨80代の作だ。この句では、「目玉大きな雲水」と「寒牡丹」が向き合っているが、両者は同格、あるいはいつでも入れ変りが出来る存在。要するに、同じなのだ。
 今井さんの本には3本の子規論があり、子規の写生を論じているが、子規の写生は「自分の生を確認すること」というのは、さて、どうだろうか。ついでだが、子規の引用文「母は稲の一穂を枕元の畳のへりにさした」は「さされた」が正しい。(坪内稔典)


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