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2019年6月18日

冷麦や一週ごとに歳をとる

大牧広

 句日記『そして、今』から。「昼間、机にうつぶしている自分に気づく。夏野菜をばりばり食べてみたくなる」とあってこの句が出ている。この句を詠んだ日とは別の日、「高齢者でも凛として老いた人、疲れ果てた感じの人がいる。」と言い、自分は「傍目には、隠しようのなく老いを感じさせる人の部類に入るのであろうが、『私は、世にも老いにも負けていませんから』と書いた札を身体にかけようと思っている。」と述べている。気概、気力で生きているというのだろうが、そのような気力などをも容赦なく侵食するのが老い。そのことに大牧は自覚的だった。(坪内稔典)


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