「e船団」は俳句グループ「船団の会」(代表:坪内稔典)のホームページです。
e-sendan に掲載の記事の無断転載を禁じます。Copyright 2001 Sendan-no-kai. All rights reserved.
 ※ページが正常に表示されない場合は、こちらを参照してください。

2017年7月29日

葡萄食ふ一語一語の如くにて

中村草田男

 「一語一語の如く」が大げさとというか仰々しい。高価なマスカットでも食べているのか。私はイチゴイチゴから苺を連想してしまう。ブドウと苺がまじりあうような奇妙さ、おかしさ、それがこの句の魅力かも。
 近年の私は、俳句の鑑賞に作者を持ち込まないようにと言い続けている。作者の思い、作句事情などはかっこに入れ、575の言葉だけで鑑賞したい。鍵和田秞子さんの『中村草田男』はもっぱら作者に拠って鑑賞している。草田男を「偉大な先生であった」と尊敬する人の鑑賞であり、この本を踏まえて、草田男の表現の達成を私は見たい。


お知らせ
  ・「船団」目次
  ・各地の句会
  ・イベント
  ・講座
  ・勉強会
  ・展覧会
「船団」の本屋さん 
 西瓜(すいか) 記事検索
お便り
大阪俳句史研究会
船団の本
 7月号 ごはん