―俳句と美術の展覧会―
俳句 × 美術 伊賀上野 2019



詩の言葉は、曖昧であることやナンセンスであることを恐れず、さらには誤用をも厭わずに展開します。定型短詩である俳句の言葉において、それはさらに先鋭化されることでしょう。惰性的な意味伝達に安穏とすることなく自らを危険なまでの姿に鍛えて、私たちの世界認識を揺さぶるに違いありません。
同じく、認識の方法をずらし新たなビジョンを提起しようとする現代美術は、その造形表現という出自によって、例えば言葉をモノの次元にまで移動させることで、言葉の赤裸々な相貌を垣間見せるかもしれません。
俳句は美術の物質としての実在性に憧れ、美術は俳句の音律による軽やかさや連句に端的にあらわれるような流動性に憧れます。その両者が、互いの固定的表現領域を脱して出会うとき、そこには瞠目すべき実験のフィールドが出現するにちがいない。それがこの展覧会の企図です。2015年のプレ展に始まり、16年、17年に続く開催となるこの展覧会において、私たちはひとつの確たる成果を形にすることができたものと自負しています。
俳聖松尾芭蕉の生誕の地である伊賀上野、その地において藩校として建てられた旧崇廣堂の歴史を存分に味わっていただきながら、場との緊密な関係の中に置かれたひとつひとつの作品を、どうかごゆっくりご鑑賞くださいますようお願いいたします。
俳句×美術/伊賀上野2019 実行委員長 田中弘幸
 詳細は こちら でどうぞ。

美術
今村源・田中広幸・長野久人・林伸光・三嶽伊紗・山口良臣・
山下裕美子・山本雄教・米田由美・SCP

俳句
小倉喜郎・木村和也・工藤惠・早瀬淳一・藤井なお子・京都駅前句会

コラボ
今村源+藤井なお子/長野久人+木村和也/長野久人+藤井なお子/
林伸光+工藤惠/山口良臣+京都駅前句会/山下裕美子+小倉喜郎/
米田由美+早瀬淳一


日 時 : 9月11日(水)〜 9月19日(木)(9:00〜19:00)

会 場 : 国史跡・旧崇廣堂  (入場無料

三重県伊賀市上野丸之内78-1

SCPによるプロジェクションマッピング
  ※ 日時: 9月15日(日)、16日(月・祝)20:00〜21:00
  ※ 場所: 旧崇廣堂
   SCPの展示は2日間のみとなります。

即興俳句マシーン「俳句庵・ハイクアン」
  ※ 日時: 全日 11:00〜15:00(予定) 
  ※ 場所: 旧崇廣堂
  ※ 出演者: 全日、日替わりで行います。
  ※ 参加予定俳人:
     植田かつじ、おおさわほてる、岡村知昭、小倉喜郎、工藤惠、
     高田留美、早瀬淳一、藤井なお子、村上栄子、山本真也、など
   日時、出演者は予告なく変更することがあります。


主催等
 主催・お問合せ : 公益財団法人伊賀市化都市協会(電話0595-22-0511)
 共催 : 俳句×美術/伊賀上野2019 実行委員会
 後援 : 伊賀市/伊賀市教育委員会/名張市教育委員会


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