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2005年12月6日
いねぶりて我にかくれん冬籠 (季語/冬籠もり)
与謝蕪村
「冬籠もり」という季語は今では死語に近いだろう。暖房器具が普及し、しかも暖冬が続いているので、今では冬籠もりを意識する人などは皆無に近い。でも、蕪村の掲出句などを見ると冬籠もりがしてみたくなる。ことに「我にかくれん」という姿勢がすてきだ。コタツで居眠りをしながら、自分で自分のなかにもぐりこむ。それはたとえば、カタツムリのように首をひっこめてしまう姿勢だ。そのような姿勢がとれたら、つかのま、世間のあわただしさを忘れるだろう。
「我(わが)いほの壁に耳なし冬ごもり」も蕪村の句。壁に耳がないとは、誰に気兼ねすることもなく冬籠もりができる、ということだろう。私も数日でいいから冬籠もりをしてみようかなあ。
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