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2005年12月10日
サスペンスのヒロインとして柿落葉 (季語/落ち葉)
今城知子
関西は5日に木枯らし1号が吹いた。それで柿などはすっかり葉を落としてしまったが、柿の葉は落ちるとすごく赤くなる。その変化を今日の句は「サスペンスのヒロインとして」と表現した。この句、先日の京都の句会「MICOAISA」に出された。作者の知子は1944年生まれ、「船団」の会員である。
木枯らしの吹いた5日、私は鹿児島県出水市に行ってツルを見た。自然のツルを見たのは初めてだったが、飛行する美しさに見とれた。出水には体の黒いナベヅルが1万羽以上も飛来しているという。周りの山が雪をかむり、空はときおり霙を落としたが、ツルは数羽の家族毎に悠然と舞っていた。
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