季節の窓
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No.3


 日 時:平成27年1月25日(日)


 場 所:ホテル日航プリンセス京都 3F「ヴィオラ」



第1部はスティーヴン・ヘンリー・ギルさんの講演




 61年ぶりの大雪となった京都のお正月。「船団の会」の新年会を挑発するかのような雪景色でした。というのも2015年「船団の会」の新年会は「雪」の1句を添えての参加申し込みを受け付けたのです。
 第1部は、スティーヴン・ヘンリー・ギルさんの講演。テーマは、
 
世界へ発信する日本のこころの画像

 パワーポイントを駆使し、日本を出発した俳句が世界をどのように旅して行ったかを見渡すステキな講演でした。




第2部はニューイヤーパーティー&句会ライブ


稔典さん挨拶
坪内稔典さんの挨拶

乾杯の写真
乾杯の発声は芳野ヒロユキさん

 今年の参加会員は日本各地から68名。船団誌上でおなじみの川柳作家、芳賀博子さんもかけつけてくださり、にぎやかなパーティーとなりました。お待ちかねの「句会」は進行がスピーディーでみんなあたふた。高速披講・選句(2句選)・トーナメント・船団11句会の選者賞などなど。脳の活性化に役立つ45分でした。料理のおいしさ、会えたうれしさ、今年の初夏の集い(静岡)行くよね、というようなことを話題にしながら三々五々帰途についた方あり、つかなかった方あり。  (以上、レポート:小西雅子さん

句会ライブ(司会:塩見恵介さん

表彰式風景
各賞 授与風景

【句会ライブ作品集】(お題は「
トーナメント優勝
北摂句会・甲斐一敏賞
ガンジーはつぶやく雪はふり積もる   早瀬淳一         
トーナメント準優勝
紫野句会・火箱ひろ賞
雪を駆け翼広げたような耳         星野早苗
会場最高点賞 マンモスがズボボズボボと来る雪野   中井保江
伊丹句会・平きみえ賞肉じゃがをつくろう君は雪だから      中原幸子
大阪句会・星野早苗賞 ピアノの音しみこむしみこむ初雪に    岡野直樹
京都句会・山本直一賞 iPadすべる指先小雪舞う         西村亜紀子
堺句会・久保敬子賞雪が降る象の目玉を濡らしつつ      木村和也
静岡句会・芳野ヒロユキ賞 雪が降る街灯にふる闇はゆっくり    梨地ことこ
心斎橋句会・ふけとしこ賞 雪こんこすぐ飛びたがるペルシャ猫  北村恭久子
宝塚句会・川嶋ぱんだ賞 引き際のきわのあたりの雪女      松山たかし
びわこ句会・川島由紀子賞鉛筆を立ててデモする雪になる      坪内稔典
松山句会・松本秀一賞 雪催い獣が夜を嚙みにくる         秋山 泰
会場入選句雪に執着あり恋はケセラセラ        赤坂恒子
雪降ればあの日のわたしいくじなし    明星舞美
右向いて左向く間に雪積もる        井上曜子
3Dプリンターに雪おんな         植田かつじ
片目ずつそして両目に雪が降る     内田美紗
こな♪〜雪舞い散る前に終わる恋    宇都宮哲
雪の街ドン・キホーテの滑り止め     梅村光明
弁慶の入れ歯見つけてぼたん雪     衛藤夏子
雪積もる六十年目も好きな人    おおさわほてる
雪だるま話し上手は聞き上手       岡 清秀
雪の原でんぐり返って西田幾多郎     小川弘子
ふるふるともほらほらほらとも雪の声   甲斐一敏
血液を送る足踏み深雪晴        川嶋ぱんだ
湖に雪胸の楽譜の青い音        川島由紀子
雪の夜は無音の音を聞き眠る       久保敬子
ふとん屋の夫婦の眠り春の雪       小西雅子
飛雪暮雪せっぱ詰まったお願いに    塩見恵介
北へ雪へ君へ真白へ湖へ         SEIKO
丸椅子のBに座れば牡丹雪        平きみえ
雪連れて大男来るパイを焼く       鶴濱節子
朝の雪駱駝の気持ちになってみる    寺田伸一
雪が降る弟手を振る橋の端        長沼佐智
メタ認知ほったらかして牡丹雪      苗田 苗
校庭に笑む全能の雪だるま        芳賀博子
熱熱のチキンラーメン小雪舞う      長谷川博
雪の匂いしてくる森のレストラン      火箱ひろ
ぐりとぐらと赤い毛糸と雪の日を     ふけとしこ
雪積むやみんなでしょんべん飛ばしっこ 藤野雅彦
雪曇り画びょうがすこし主張する      藤田 俊
告白の火種くるりん牡丹雪         村上栄子
雪まろげ裏も表も京の町          室 展子
これ足せば送料オフに雪こんこ      山本純子
雪兎二人で星を流した日        芳野ヒロユキ
 (以上、句会賞、入選句とも、50音順


懇親会風景






総合司会:藤井なお子さん、写真は塩見恵介さんとおおさわほてるさんでした。

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