月刊:ことばを探る 最近のバックナンバー

月刊「e船団」 「香りと言葉」2012年4月号

ミミズのにおい

 さて、ミミズです。

 3月号の終わりに「ミミズのにおいの情報を!」とお願いしましたら、すぐにこんなお便りを頂きました。

 中原さん
 ミミズの匂いって、言葉で表しにくいですね。
何かほかの匂いと似ていると「…のような匂い」と言えるけど。思い付かない。 しいて言えば、泥臭いのかな。泥にもいろいろあるけれど「田圃」のではなく「畑」の土の匂い。
 でも、ミミズはミミズの匂いだ。
 春、畑を備中で掘っていると、土の中からミミズが出てくる。
 その時は目が覚めていないのかあまり匂いはしないが、ミミズに触った途端、体から粘っこい体液を出し、ミミズくさくなる。
 魚釣りにもよくミミズをつかう。畑(昔は堆肥と人糞などでよく肥えた黒い土の)や、草や生ごみをたい肥にするために放り込んでる穴の中などには生きのいいミミズがたくさんいる。
 釣具店には釣り餌としてミミズを売っているが、やっぱり土の中に住んでいるミミズの方が臭いが強い。と思う。
 ミミズのいる土はいい土だ。
 だからプランターなんかに野菜くずなどと共にミミズを入れ土をかぶせておくといい土ができる。無機質な土の匂いがホンワカフンワカとしたいいにおいの土になる。
 金魚の生餌にする「糸ミミズ」は、排水溝やどぶに住んでいるが、ミミズの匂いよりもどぶの泥の匂いの方が強く、ミミズの匂いはあまりしない。
そういえば長いこと、釣りをしていない。ミミズにもお目にかかっていない。
 そうそう、昨年の東京での「初夏の集い」で雨の中を吟行しているとき、歩道のブロックの上にでっかいミミズが1匹這ってましたっけ。(藤野雅彦)


 なんか、ミミズが友だちに思えてくるステキなお便りだ。でも、ミミズのニオイはミミズの匂いである、というのは、ミミズのにおいの情報としては、どうなのかなあ・・・、と、ひそかにイチャモンをつけていたら、追っかけて、『ミミズのはたらき』(1)という本を知らせて下さった。これが面白いのですが、その前に、藤野さんのお便りの中に、私がぐぐっと惹きつけられたトコロがありました。

 春、畑を備中で掘っていると、土の中からミミズが出てくる。その時は目が覚めていないのかあまり匂いはしないが、ミミズに触った途端、体から粘っこい体液を出し、ミミズくさくなる。

 !!!

 備中は備中鍬のことで、こんな(↓)風に先で別れていて、粘土質などのしぶとい土を掘り起こすのに向いているらしい。


『日本農具図説図譜』(2)より

 で、モンダイの、「ミミズに触った途端、体から粘っこい体液を出し、ミミズくさくなる」というところ。
 最初、私は、キーウィ(先月ご紹介した、あの鳥です)の鼻が、長いクチバシの先に付いているのは、その鼻でミミズの在処を嗅ぎ当てるのだと思っていました。でも、そうじゃなく、触ったとき、それがミミズであることをパッと判断するのに、クチバシの先に鼻があると便利だからなのではなかろうか!?つまり、

暗い中でクチバシ探り(!?)する → ミミズに行き当たる → ミミズがミミズのニオイを出す → キーウィは餌に行き当たったことを知る。

 ということなのでは?
 これは、是非キーウィとミミズの関係にについてもっと、もっと調べてみなくては、と思っているところです。

 さて、ミミズのニオイですが、『ミミズのはたらき』には、実は、ミミズのニオイについてあんまり具体的には書かれていませんでした。「ミミズの多彩な分泌物」という項に、   ミミズの体は常に湿り、手についたぬめりにはほのかな臭いがあります。この湿りは皮膚に開いた管(腎管)からの分泌物によるもので、ほんとんどの体節にあります。体外に排出せず腸内に分泌する種類もあります。
 分泌液の成分は尿素、アンモニア、アミノ態窒素、尿酸、非タンパク態窒素、糖などからなり、非タンパク態窒素が半分を占めることもあります。


 それから「草の下から飛び出すミミズ」の項に、
(略) 山崎さんが、野菜の根元に敷いてある、枯れかけた草をどかすと、フトミミズという太いミミズが勢いよく跳ね出してきます。手で触ると臭いがするのでニオイミミズともいわれ、草と土との境に生息しています。

 とあるのですが、アンモニア以外にニオイのあるモノの名前は出て来ません。
 お彼岸に弟夫婦と和歌山へ墓参りに行ったとき、私がうるさくミミズの話をし続けるので、弟の嫁さんが実家の裏庭でミミズを一匹掘り出してくれたのですが、どうやらそれはフトミミズ(=ニオイミミズ)ではなかったようで、いじり廻してもニオイはしませんでした。お彼岸だから殺せないよね、と、生きたまま溝に返したので、観察が徹底しなかったかもしれませんが・・・。まあ、そのうちに、自分の鼻で嗅いだ感想をご報告できると思います。

 でも、みなさん、ミミズって、よくわかっていなくて、分類大系さえ出来ていなくて、種類も2000種類という本もあれば、4500種類という本もあるのです。『ミミズの話』(3)という本には、ミミズの完璧な樹形図が出来上がるのは22世紀だ、なんて書かれています。先のフトミミズにしても、フトミミズ科のミミズの総称であって、フトミミズという種はないのですね。で、比較的よくわかっているらしいシマミミズが、動物分類の体系上、どんな位置づけになっているかをこんなにしてみました。
 ミミズは動物界のなかで、無脊椎動物の環形動物門というところに属し、そのなかの「貧毛綱」に属する、という。貧毛綱! たしかに!! 思わず声を上げて笑っているのに気付いて、ひとり暮らしなのに、あたりを見回してしまいました。『ミミズのはたらき』は、そこらのユーモア小説よりよっぽど面白いです。例えば、「ミミズの五つの有用なはたらき」は、「食べる」「動き回る」「大変優れた糞をする」「尿をする」「死体となる」の五つ。おしっこをしたり、死んだりするのもはたらきの1つだなんて。なら、私だって大いばりだ。

 そんなわけで、今月も、あんまりしっかりしたことを書けずに来ましたが、最後に面白いお話を。「香料」243号(4)に出ているのですが、「土用の最中、左の『の』の字に干し付けたミミズを粉にして香に焚くと、家中の鼠が一斉に集まってくるんだぞ」とのこと。
 詳しいことはまた来月に。 (中原幸子)

【参考文献】
(1)中村好男編著『ミミズのはたらき』(創森社、2011年)
(2)『日本農具図説図譜』(帝国農会、1913年)
(3)エイミィ・ステュワート著/今西康子訳『ミミズの話』(飛鳥新社、2010年)
(4)福井栄一著「鼠と香」(「香料」No.243、日本香料協会、2009年)


月刊「e船団」 「香りと言葉」2012年5月号

ミミズ派から

 ミミズ、みみず、蚯蚓・・・、日本語はゆたかですね。文字を変えるだけで、いろんな姿が目に浮かびます。これが和英辞典(コンサイス)だと、
 みみず 【動】an earthworm
とたった一語。もっとも「地球の虫」と考えれば素晴らしいともいえますが。
 あ、先月、せっかくシマミミズの動物分類学上の位置を示す図を作ったのに、リンクをつけるのを忘れていましたね。ごめんなさい。遅ればせながら、こちらをどうぞ。

 で、このミミズ(↓)、どこのミミズだと思われますか?


 恐れ多くも京都国立博物館のミミズです。
 この間「王朝文化の華 陽明文庫名宝展」に行ったときにお会いしたのです。と、言っても、ここらかな、と、そっと土をよけて探し当てたんですけどね。長さが8センチばかり、直径は2〜3ミリといったところで、まだ生まれたてといった初々しい感じでした。真上に見える緑の葉っぱはカラズノエンドウです。で、触ってみたのですが、ニオイはしなかったです。ニオイミミズではなく、シマミミズだったのかな?もっとも、私は、素手でミミズに触るのは初めてで、ミミズが「敵に出会った!」とニオイのある粘液を出すほどの触り方はできなかったかも。
 ま、もう少しお待ちください。もっと大きく、手強そうになったら、遠慮なく観察させてもらいます・・・。

 ところで、先月来、ミミズの情報をいろいろ頂きました。ミミズ派の人って、結構多いのですね。

 Kさん(女性)は日高敏隆著『ネコはどうしてわがままか』(1)という本を教えてくれました。なるほど、ミミズが出てきます。残念ながら主役じゃないので、Kさんは気の毒がってくれたのですが、どうしてどうして、大したものです。で、主役はドジョウです。ミミズはドジョウのエサ(の1つ)なんですって。そして、びっくり仰天することが書いてありました。ドジョウがどのようにエサを食べ、糞をするか、の実験報告のあとに、

 つまり、ドジョウは、あのヒゲで水底に触りながら、あちらこちらと探ってまわる。そして、水底に埋もれて腐った虫やミミズ、草の葉などの有機物の匂いをヒゲがキャッチすると、とたんに水底の土砂ごと、その有機物を吸い込むのである。これが彼らの食べ方なのだ。食べものは水底で半ば腐ったというか、分解した有機物。いわゆる「デトリタス」というやつだ。もともと溶けたようなものだから、効率よく腸に吸収されて、かすなど残らない。だから糞は、そのときいっしょに吸い込まれた土砂の粒だけでしかない。
 ドジョウを解剖してみると、腸はびっくりするほどまっすぐで、人間のように曲りくねってなどいない。だから土砂で糞づまりになることもない。


 と書いてある。

 ドジョウのヒゲがニオイをキャッチする!? 

   まさか・・・でも、キーウィのクチバシの例もあるし・・・と、思ってネットで〔ドジョウ 嗅覚〕と検索してみると、大分県立三重総合高等学校・自然科学部のみなさんの「ドジョウの研究〜ドジョウの生態の謎に迫る〜」がpdfファイルで公開されていました。
 ほれぼれするような研究ですが、詳しくは同校のホームページ(2)でご覧頂くとして、結論だけをいえば、

・ドジョウのヒゲ(上顎に長いヒゲ3対、下顎に短いヒゲ2対の合計10本)はドジョウが餌を探すのに役だっている。ただし、ヒゲを全部切除しても餌を取れなくなることはない。
・餌を探すに当たってはニオイだけでなく、色からも判断しているようだ。
・視覚より嗅覚の方が有効にはたらくが、両方使えると餌に対する反応が数倍もよい。

というようなこと。更に、ニオイを付けただけの水にも反応することを調べ、本当に「ニオイ」に反応していることを確認し、また長いヒゲは短いヒゲより鋭敏であることなども確かめている。
 こんなわけで、ドジョウのヒゲは「鼻」でもあるのですね、みなさん。

 他にもいろいろと教えて頂きました。
・進化論のダーウインがミミズの本を書いてるよ。
・ルナールの『博物誌』は?
・清少納言もたしか、何か・・・。

 ダーウィン(1809−82)はたしかにスゴイです。28歳でミミズの研究に着手、亡くなるまで40年間ずっーと続け、最後の著書がミミズの本だった、というのですから。日本では下記のように『ミミズと土』(3)というタイトルになっていますが、原題は『ミミズの作用による肥沃土の形成およびミミズの習性の観察』というのだそうで、これはミミズの働きに注目した最初の研究書だとか。右側のような絵本(4)にもなっています。思いっきり簡単に言ってしまうと、地球の土はミミズが作ってるのだよ、ということらしいです。内容があまりにもぎっしりと詰まっていて、読むのに難渋し、実はまだ読めていないのですが。絵本の方でさえ結構難しい・・・。

  

 ルナールは短いです(5)。
 みみず
 こいつは長々と寝そべって、伸びをしている、上物のうどんよろしく。


 うどんはもとのフランス語では「nouille」、英語だと「noodle」で、つまり我らが「うどん」ということですけど、蛇の「長すぎる」に比べると、ちょっとインパクトに欠けるような・・・。

 『枕草子』はどうか?ここまでは、いわば「ミミズ派」の人たちだったのですが、清少納言は完全にアンチ・ミミズ派です。ミミズ派の方が似合うのにね!
 246段、「いみじうきたなきもの」(6)です。

 いみじうきたなきもの。なめくぢ。みゝず。えせ板敷きの帚の末。殿上の合子。
 現代語訳にすると「ひどくきたならしいもの。なめくじ。みみず。粗末な板敷を掃く箒の先。殿上の間にある合子」。まあ、見た目はその通りだから仕方ないですね。

 あ、「土用の最中、左ののの字干し付けたミミズを粉にして香に焚くと、家中の鼠が一斉に集まってくるんだぞ」という話、できませんでしたね、ごめんなさい。いよいよ来月はミミズの季節ですし、がんばらないと!!
 ではまた来月。 (中原幸子)

【参考文献】
(1)日高敏隆著『ネコはどうしてわがままか』(新潮文庫、2008年初版)
(2)渡邉ひろ美指導「ドジョウの研究〜ドジョウの生態の謎に迫る〜」(大分県立三重総合高等学校(http://kou.oita-ed.jp/miesogo/club/Science.html)・自然科学部、2009年)
(3)チャールズ・ダーウィン著/渡辺弘之訳『ミミズと土』(平凡社、1994年初版) (4)新妻昭夫・文/杉田比呂美・絵『ダーウィンのミミズの研究』(福音館書店、2000年)
(5)ルナール著/辻昶訳『博物誌』(岩波文庫、1998年)
(6)上坂信男・神作光一全訳注『枕草子 下』(講談社学術文庫、2003年)

月刊「e船団」 「香りと言葉」2012年6月号

ミミズ派から(2)

 みみずか?アユか?
 ハムレットだ。前々からアユのことを書きたいと思っていて、でも、またもや魅力的なミミズに出会ってしまったのです。
 それに、マサコさんから百合の香りの巨大ミミズがいるらしいよ、とのニュース。こうなったら、とことんミミズ、しかないですね。

 まずはこれ。まどみちおの絵本『せんねん まんねん』(1)のミミズです。



 どれが、って?右のページの上・真ん中にある千歳飴みたいなのがそうです。左ページのでっかい物体は、いつか一本のヤシの木になるために、大きなヤシの木からどっすんとじべたに落ちてきた椰子の実です。ミミズはその地響きでぽーんと空へ飛び上ったのです。
 このミミズはヘビに呑まれ、ヘビはワニに呑まれ、ワニは川に呑まれ、川の清水は岸辺のヤシの木をのぼり・・・続きはご自分でどうぞ。

 ともかく、まどみちおはミミズ派です。それも飛び切りの。
 ミミズの詩がいくつもありますが、ひとつごらん下さい。

 みみずのみみ  まどみちお

 みみずの みみを みてみたか
 みみずの みみを みてみない
 ねずみの みみなら みてみたよ

 すももも ももも もらったか
 すももも ももも もらわない
 やまももだったら もらったよ

 次はマサコさんの百合の香りのミミズ。
 その巨大ミミズについては詳しいサイトがありました。
 「UMAファン〜未確認動物」(2)というブログで、百合の香りのミミズはオレゴン州の巨大ミミズ、オレゴン・ジャイアント・アースワーム (Oregon giant earthworm)。学名を「Driloleirus macelfreshi 」といい、driloleirusは「百合の花のような」という意味なんですって。
 で、どれほど巨大かといえば、体長1m近く、直径も2cm以上あるとのこと。百合の香りなら嗅いでみたいけれど、1mもあっては、ちょっと手に余るかも。

 それにしても、いったい、一番大きいミミズって、どんな大きさ? と、ギネスブック(3)を見てみれば・・・。

もっとも長いミミズ
 1967年、南アフリカ、クワズールー・ナタール州のアリスとキングウィリアムズタウンを結ぶ道路で、マイクロチェトゥス・ラッピという巨大な種類のミミズが発見された。自然に伸ばした状態で長さ6、7m、直径が20mmだった(この種類のミミズは自然に伸ばした長さで約1、8mが平均なので、これは非常に貴重な標本である)。
 もっとも短いミミズはチェトガスター・アナンダレイで、長さは0.5mm以下である。


 朝日百科の『動物たちの地球』(4)にも似た記述があります。

巨大ミミズ
 ミミズのからだはよく伸縮するので正確な体長を示すのは困難だが、明らかに巨大なミミズをいくつかあげることができる。たとえば1936年に南アフリカで、自然に伸びた状態で長さ6、7メートル、直径2センチのミクロカエトゥス・ミクロカエトゥスMicrochaetus microchaetus(後生殖門目)が発見されている。その際体重を計測していないが、大きさから推測して1、3キロ以上であると言われている。


 1936年と言えばギネスブックの初版(1951)より15年前のことですが、種の違う2匹の巨大ミミズがほぼ同じサイズだということは、これがミミズの大きさの限界と言えるのでしょうか。

 他にも『動物たちの地球』には興味深いミミズの話が珍しい写真とともに出ていて見とれるほどです。ちょっとご紹介しましょう。

シーボルトミミズ:日本のミミズで、シーボルトが初めて採取したと言われ、長さが40センチもある。


(『動物たちの地球 2』(3)より)

ミミズの生殖:ミミズ類は雌雄同体だ、と、言葉では知っていましたが、自分で雄と雌の両方の生殖器官を持っているのに、交接して相手の精子を貰うのだとか。知りませんでした!


『動物たちの地球 2』(3)より

 ミミズと言えども近親結婚(?)しないようになっているのですね!びっくり。
 それにしても、色々読みましたが、ミミズが掘り出されたり、掴まれたりしたときに出す臭いの研究にはまだ出会えません。
 そして、ニオイミミズにもまだ出会えません。あっちこっちで割り箸で土を掘ってみてるのですが。
 でも、『動物たちの地球』には「雨上がりの朝、たくさんのミミズが舗装道路の上で半分乾いているのをよく見かける」と書かれているし、そう言えば松山の子規記念博物館の玄関でぐんにゃりとなった大ミミズを見たこともある。あれは確かに土砂降りの後だった。今月は土砂降りのあとのパトロールに精を出そう。

 ところで、船団の歳時記『季語きらり 100』(5)が出ました。蚯蚓の例句も載っています。

 明け方の蚯蚓不用意な発言   岡野泰輔
 電線を引っぱるみみずの長さかな   大角真代

 ではまた来月。 (中原幸子)

【参考文献】
(1)詩・まどみちお/絵・柚木沙弥郎『せんねん まんねん』(理論社、2008年) (2)「UMAファン〜未確認動物」(http://umafan.blog72.fc2.com/)
(3)クレイグ・グレンディ編『ギネス世界記録2009』2008年、ゴマブックス)
(4)朝日百科『動物たちの地球』(朝日新聞社、1994年)
(5)船団の会編『季語きらり 100』―四季を楽しむ(人文書院、2012年)

戻る