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2010年3月11日
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青木月斗 |
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「イチウイチダンテイカシタモエシタリケリ」と読む。イ、チ、シ、リの音が響き合って、早春の土手の生気を漂わせている。巧みな句だ。この句、角光雄著『俳人青木月斗』(角川学芸出版)から引いた。この本、大阪を拠点に活躍した月斗にかかわるエッセーと月斗の句の鑑賞を1冊にした本だが、月斗にまつわるいろんなエピソードが楽しい。たとえば明治32年の月斗の文章が「俗、凡、利、慾、金、女、の外にものなき大阪の地」と書き起こされているという話。これって、今なお大阪を批判するときの常套的見方ではないか。このような見方、いつごろから始まったのだろう。 |
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