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2018年7月8日

夏の夕

 仕事から帰り、マンションのドアを開けると待ち構えていた愛犬が激しくしっぽを振って散歩をせがむ。夕方の散歩は十年余り続いたわたしの日課だけど、老犬になったこの頃は1日のほとんどを寝ているせいか大きな声で呼ばないと玄関まで出てこなくなった。夏至の前後は7時頃でもまだ明るい。昼の炎熱が去り、ゆったり歩けるこの時刻の散歩は私にとっても犬にとっても大事な時間。ほとんど目が見えなくなってしまった老犬もしきりに匂いを嗅ぎながらいつものコースを歩き始める。踏みしめる道路はまだじわっと熱いけれど、樹々を吹き抜ける風が心地いい。あと何回この犬とこんな時間を共に楽しめるだろう、そう思いながら見上げる夕べの空は明るく寂しい。
(三宅やよい、「船団の会」副代表)


2018年7月1日

紫陽花(あじさい)

 今日は京都府立植物園に行って来た。「あじさい園」の小径の右側には日本原種の額紫陽花、左側には色鮮やかな園芸種が植えられている。ヨーロッパで人気のこの花は逆輸入されたものも多いらしい。「ミセス・ヘプバーン」という名を付けられたものもあった。
 一週間前の大阪北部地震では自宅が震源地に極近く、食器の約半分が割れてしまった。中でも気に入っていたお皿ほど割れた。それらをまとめて段ボール箱に入れ玄関先に置いてある。
 眼前の紫陽花の萼片は、大切だった陶器の破片を連想させた。
(藤井なお子、「船団の会」会務委員)


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