取れたて俳句
発 表 
2020年6月15日
募集期間:6月1日〜6月7日
兼題:「スマホ(スマートフォン)」

 雲の峰スマホ飼ったり年とったり    北村恭久子
 大夕焼ジュラ紀の彼へスマホする    鶴濱節子


 この「取れたて俳句」を閉じます。わたしは当分、ブログ〈坪内稔典の「窓と窓」〉を自分の拠点にします。梅雨とコロナの最中ですが、日々を結構楽しんでいます。76年も生きてきた体験と知恵を楽しんでいる、と言ったらいいでしょうか。ヘミングウェイの「老人と海」に、「だれか話し相手がいるというのはどんなに楽しいことかが、はじめてわかった。自分自身や海に向っておしゃべりするよりはずっといい。」という老人の述懐があります。自分を慕ってくれる少年と話してそのように思うのですが、誰かとの話を楽しむ、そんな老人でいたい、とねんてんは思っています。
(選評・坪内稔典)



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